大人が楽しむひとふで描き 気軽に描ける四季のひとふでんず
日本の四季の風物詩を、ひとふで描きで書いてみよう、というなかなかユニークな本。1月はこまや羽子板、2月はうぐいすや節分など、1年12ヶ月それぞれの月に関係する事柄や動植物が登場する。
帯に「楽しいアタマの体操として推薦します。」というお医者さんの推薦文や、「集中力がなくなった」「忘れっぽくなった」方に特にお勧めです、という文が入っている通り、どちらかといえば大人のボケ防止(?)を狙ったように見える。
ただ、つくしや朝顔、菖蒲など、都会では見ることの少なくなった四季の植物や、湯たんぽなど、今では珍しい物も登場していたりして、子供に日本の四季や伝統を楽しみながら教えるのにも適切な本だと思う。ひとふで描きで描いた絵を、そのまま塗り絵として使えるし。
というわけで、絵心のある(または、絵心をつけたい)大人はもちろん、幼稚園〜小学校低学年くらいまでのお子さんへのプレゼントしても面白い本。ただ、本の体裁が180度ページが開くノートのような形だったら、もっと描きやすかったのに、というのは残念。うちではコピーして使ってます。
薬用入浴剤 百花繚乱 菖蒲の湯 分包1回分
粉末は抹茶のような色。湯に注ぐと・・・いや〜濃い。濃厚なエメラルドイエローで森林をイメージできなくもないが。
香りはそのまんまヒノキの香りだが、香りに厚みが無く薄っぺらな印象、持続性は中程度。湯質も特別なものを感じなかったが、湯上りはハリと潤いを感じ思いのほか良かった。
ただ、圧倒的な存在感を示す湯色に全部持って行かれた印象がある。