精霊の守り人 2〈初回限定版〉 [DVD]
鑑賞して劇場作品を上回るほどの品質の完成度に感動とめまいを覚えました。
まず、自然音。カメラと被写体との距離にしばられず視聴者い状況を把握させるために
演出として効果的でした。もちろん劇伴も効果的!
次にアクションシーン。作画の方々は武侠映画などを研究なさっているのでしょうか?
ワンカットでのあの動きのダイナミックさとその中で踊る槍と人間に影響する重力や遠心力
まで表現されて観ていて鳥肌が立ちました。まるで実写のアクション映画を観ているよう。
そして美術。このハイクオリティは何事?撮影の光の調整もすごいセンス良いし…。
何かのアニメの賞に 個人部門の美術賞が与えられるならぜひこの作品の美術監督に!
最後にアフレコ。こういうシリアスで自然な演技、どれだけ作品やキャラクターを租借して
できあがるのでしょう。テンションを上げすぎずきっちり相手に自分の意思を明確に伝える。
逆に抑えすぎて暗すぎても駄目。「精霊の守り人」という世界設定の細密さと寄り添うように
本当に存在するように観せる演技。演者さんたち、すごいなあ…。
ここまで書いてもこの作品のすばらしさは伝えきれないので次巻以降にレビューさせていただきます。
精霊の守り人 音楽篇 1
一話一話に使われる音楽がとても新鮮なものから斬新なものまで様々。一曲一曲が本当に奥深い作りになっていて、胸に残ります。
川井憲次氏は今までに本当に様々な作品を手掛けていて、どれも必ず胸に残る音楽を作られてきています。
が、今回の『精霊の守り人』は過去のものとは比べようにも比べられないほど、素晴らしい出来に仕上がっています。
今回の作品は前半部を飾る音楽集になりますが、特に素晴らしい音楽と思えるのが戦闘シーン。3話目の序盤に使われた曲や6話目の敵に追われるシーン等の音楽はまさに日本独特の雰囲気に川井氏の腕が唸ります。
作品を観ているこちらは作品を目で追い、音楽を耳で追う感覚になりますが、それほどどちらもクオリティーが高く、気付けばタイナカサチが歌う「愛しい人へ」が流れ始め、一話30分なんてあっという間。
少し残念なのがエンディングの「愛しい人へ」がフルバージョンではないことです。とは言っても、作品自体もすごければ音楽自体でも、それに勝るほどの力量なので十分に満足のいく音楽集になっています。大袈裟だと思うかもしれませんが、聴けば一発で胸を撃ち抜かれます。
まずは作品を観賞していただいてからの方がよりリアルに聴こえてくるはずです。
次回作も期待したいです。お薦めします。
夢の守り人 (新潮文庫)
シリーズ通して、人が自分の人生を生きるということが描かれてきたが、
今回もまた現実とは違う世界(=「夢」の世界)が舞台で描かれる。
シリーズ3作目ということで、かなりキャラクタも「生きて」描かれるようになっていて、これまでの作品を読んでいない人は若干物語に入り込みにくいかもしれない。
ただ、相変わらずテンポ良く、あっという間に読み終えられてしまうので
きちんと最初から読んでも苦にならない面白さだと思う。
LOVE×BEST 〈初回限定盤〉
タイナカさんのことは最近知ったばかりですが、もっと早く知りたかったアーティストの一人です。曲作りの才能もあり歌って踊れてルックスも良く、もっとブレイクしても良いのでは思うくらいです。知れば絶対ファンになる人も多いのでは?レコード会社の宣伝不足かも?
BEST盤ということでアップテンポの曲あり、スローな曲ありでどれも良い曲ばかりで、特典のDVDも素晴らしい!ライブ映像ではPVだけでは分からないタイナカさんの人柄の良さも分かりファンを凄く大切にしているところも感じられます。PVまで付いていてDVD単品で販売しても良いかと思うほど。最近では少ない実力派なだけにもっともっとブレイクしてほしいですし、これからも応援して行きたいアーティストです。
精霊の守り人 SET1 〈期間限定生産〉 [DVD]
『精霊の守り人』の廉価版セット前半部分です。
普通のアニメDVD1巻分の価格で1クール分が付いてくるという価格的には滅茶苦茶お得です。
ただし、普通のDVD-BOXと違って、ケースがDVDを入れておくだけの脆い物だったり、ブックレットが付いていなかったりしますので注意が必要です。
設定資料等のブックレットがほしい場合は通常版のほうをお勧めします。
DVDだけ見られれば十分という人には、とてもお勧めのアイテムです。