ステイゴールド 旅路の果てに [DVD]
目黒記念で武豊が乗って勝ったのが一番ショックでした。
なんで代わってんのって思ったし、池江調教師が憎かった。
学校のクラスの副担任が池江さんにそっくりのなので憎しみが消えなかった。
正直オークスのシルクプリマドンナはどうでもよかったくらい。
どうしても俺は熊沢騎手で重賞レースを勝ったステイが見たかった。
それもかなわず。引退の時ぐらい熊沢さんに乗せてもよかったのに。
救いはJRAのポスター。あれはかなりいい。
おまえ百まで わしゃ九十九まで
13曲目の「おまえ百まで わしゃ九十九まで」は、お笑い芸人が発表した歌としては、Geisha Girls(ダウンタウンwith坂本龍一、TeiTowa)の「少年」と肩をならべる名曲です。
ほかはどうでもいいですが、これ一曲で買う価値は十分あります。
この曲が結婚式の余興とかの定番曲になっていない理由がわからないですね。
オグリキャップ 魂の激走 [DVD]
このDVDはそこらの映画よりずっと心を揺さぶります。オグリキャップで競馬というものを知ったあの頃。なぜ、あんなにオグリキャップから目を離せなかったのか、なぜあんなに気持ちをかけられたのか。そして、誰もが「オグリ、頑張れ」と言わずにいられなかったのか。このDVDを見て、思い出しました。どんなにオグリキャップが好きだったか。どんなにオグリキャップが自分に厳しくて、どんなに力をふりしぼって自分の道を切り開いたか。
ジャパンカップ、世界レコードの超ハイペースの中、GIの連闘で挑んだオグリキャップは、すべてのハンディをふりきって、前を行くホーリックスにただ1頭食らいついた。前に馬がいる限り、何があろうと追い抜くのが自分の仕事。滲み出る凄まじい闘志が画面からでも伝わります。「オグリキャップ、頑張れ」実況アナウンサーが思わず叫ぶ。感動です。
どうしてオグリキャップが好きだったのか?1990年の有馬記念、奇跡のラストラン。バブルがはじけたあの時、必要だったのは自らの力をふりしぼる、本物の姿だったんでしょう。すべての人間が「努力が報われる」瞬間に酔ったあの時。「頑張ろう」-そう思った人間はきっと沢山いたはず。
ぜひこのDVDで「オグリ、頑張れ」と懸命なものに思わずさけんでしまう気持ちを味わってください。
ターフのヒーロー15 ~DEEP IMPACT~ [DVD]
確かに2004年12月19日のデビュー戦から2006年12月24日有馬記念のラストランまでの
全レース+凱旋門賞までをさくさく見せてくれますが、ただ流してるだけの感じがある。
強いて言えば、2006年春の天皇賞、宝塚記念は見応えがあります。この2つのレースは
3,4コーナーの大外を『スーっと』他馬を追い抜いてゆく姿が特にディープらしい。
私は、これを『ディープロード』と呼んでいます。ディープだけが走れる動く歩道の
ような追い越し専用馬線^^。あとは武豊のスペシャルインタビュー。今までディープと
過ごした2年間を振り返っての話がじっくり聞けます。
有馬記念の後の引退式は、もうすっかり夜なのに走りたがっているディープが可愛そうだった。
レース自体は、『ディープインパクト 三冠の軌跡〜DVD〜』の方が1レース1レース細かく解説
してくれるし実況の熱が伝わってくるし、DVDとしての作り(三冠の歴史,BGM,武豊,池江調教師,
池江調教助手,市川厩務員,馬蹄師などの話も聞ける)は良く出来ています。
作家の遊び方
自らの家族史を描いた勇壮な大河小説、技巧を散りばめた女性的な恋愛小説、人生の師匠に捧げる青年期の自伝的小説、後輩たちに贈る人生指南書など最近、ますます質と量を充実させている著者であるが、日常を週刊誌に連載するとまったく別人のような「?」ぶり。
西原画伯の「ツッコミ」と「ヘタウマイラスト」が週刊新潮にいってしまったため、ピンで「ボケ」と「ツッコミ」をこなさざるを得ず、かなり厳しい展開も強いられているようだが、そこは海千山千の伊集院センセイ。上手に改行や言い回しで紙幅をかせぎ、きわどく締め切りを守り、まあ、ある意味、他人にはどうでもいいことを書き続けている。
この二面性というか多重人格的な守備範囲の広さこそが読む側にとってはたまらない魅力であり、思わず「おかわり」をしてしまいます。「エッセイは筆を荒らす。」との伝統が文壇には存在するようだが、センセイに限っては小説とエッセイの両立が完全になされているところが非凡な才能であろう。