オリジナル・サウンドトラック「ボーン・スプレマシー」
前作のテイストを残しつつ、重厚さを増したサントラ。
カーチェイスのシーンで流れる「Bim Bam Smash」の派手さも去ることながら、
サスペンス部分の曲も徐々に盛り上げていく形をとり、退屈なものには仕上がっていない。
サスペンスアクションのサントラとしては文句なしです。
Mobyの「Extreme Ways」が収録されているのも大きい。
2作目でこれなのだからアルティメイタムはどうなるんだろう。
今から楽しみで仕方ない。
The Ultimate Bourne Collection [Blu-ray]
この三部作の評価は、ここでいうまでも無くとてもいい作品ですので、この商品のレビューを書きたいと思います。
もう商品としては売り切れてしまっていますが、日本版のジェイソン・ボーン・トリロジーBOX初回限定版は定価13400円で発売されていました。
本商品はUK製ですが、中身はほとんど変わりません。
日本語吹き替えも、日本語字幕もあります。
特典映像にも日本語字幕がつきます。
それでこの値段です。とてもお得です。
日本製初回限定版は、売り切れのためプレミア価格で売られていますが、日本語のパンフ(ついてるのかは不明)などには興味なく、本編と特典映像のみでいいという人はこれがお買い得だと思います。
外箱のデザインは全く同じです。
ボーン・アイデンティティー 【プレミアム・ベスト・コレクション】 [DVD]
・「三枚目」とは言わずとも「二枚目半」的なマット・デイモンが演ったからこそ、リアリティー、インパクトを感じる映画になったのではないでしょうか? 多分「二枚目俳優」が演じていたなら「ありきたり」の映画になっていたのかも… (「二枚目は正しい」「二枚目は勝って当然」みたいな概念、ありますよね…)
・シリーズ全編「相手の裏をかく」行動が小気味よい!! 先の先を読む頭脳と、いざ! というときに発揮される肉弾戦が最高です!!
・このシリーズ、リバイバルで劇場公開されたら絶対観に行きたい!! スクリーンで堪能したい!!
The Bourne Supremacy
続編もの・スパイ映画でここまで凄まじい音楽は後先出るか出ないか…‥。
マットデイモン演じる寡黙なジェイソンボーンという男を音楽で表すとこうなる。作品がスパイ映画の一級品ならば音楽もまさに一級品。格好いいだけでは済まされないのがボーンシリーズ。上っ面では語れない類を見ないサントラと言えるでしょう。
個人的に好きな11曲目は本当に凄い。カーチェイスに使われる曲なのですがテンポが非常に良いのと本編カーチェイス後半のトンネル内での音楽はまさに胸を締め付けられるほど息をのむ。
そして、エンディングに至ってはまさかの前作の使い回し…‥ではなく、素晴らしいの一言。ボーンのテーマ曲としてこれ以上のものはないでしょう。本編最後の続編への期待に引き付けさせといてジェイソンボーンが去ると同時に流れだすこの曲、もう言うことないです。次回作のエンディングにも使用して欲しいですね
ジョン・パウエル氏だからこそ成せたこの作品、この世界観を一層引き立たたせてくれるのはこのサントラ。
ボーンシリーズを好きな方、またはスパイ映画好きな方には是非、お薦め致します。損は絶対にしないはずです。
そして、3作目となる『boune ultimatum』の公式ページを見る限りではまたやってくれそうな勢いですね。予告編に使われる音楽もまた引き付けられます。
気になる方は見てみて。