Red: 30th Anniversary Edition
「RED」をリアルタイムで聞いていた者にとっては、
「太陽と戦慄」「暗黒の世界」と来て「レッド」だったから、
終曲「スターレス」は、まさにクリムゾン音楽の終局として映った。
しかし「スターレス」は、アルバム「RED」の時はすでに姿を消している
デヴィッド・クロス主導型で完成していて、ライブでさんざん演奏されていた。
そしてR・フリップは、クリムゾンのスタジオアルバムの常として
完璧ヴァージョンを完成させるためにベストメンバーを集め、
D・クロスのヴァイオリンで演奏されていた部分を、
イアン・マクドナルドとメル・コリンズのサックスと
自分のE・ギターに変えた。
最後に作られたのは、レコード的にはA面に収められた3曲で、
クリムゾンのラストアルバム(とあえていいますが)のB面2曲は、
絶頂期の彼らがすでに手にしていたものだった。
「太陽と戦慄」「暗黒の世界」「レッド」の3作は、
時系列的には縦に並んでいるが、実態は、同時に存在していた楽曲、音楽世界であり、
それほどあの時の3人(もしくは4人)が作っていたものは、
すさまじく緊張し、充実し、音のエネルギーで満たされ輝いていた。
「スターレス」の最後の音が鳴り響いた後にも、
この世界が存在していることの、不思議。
SPEED TK RE-MIX~炎のコマ
ただただ呆然とひとこと。
『かーーーーーーーっこいい……!!!!』
口が開いたままになってしまった程ヤられた曲です。
映画「SPEED」のテーマ曲のリミックスナンバーですが、
スリリングな表情の原曲とは打って変わって、
スピード感あふれるガチガチのテクノに生まれ変わってます。
さすが小室哲哉。全ての音のエッジが効いており、
非常にシャープで鋭いテクノに見事に仕上げています。
『ver2.1』は更に強烈。
激しいドラムビーツで、強烈に脳を揺さぶってくれます。
これまたいかにも小室くさくて、ニヤニヤ。
さすが、カッコよすぎます。
テクノやトランスが好きな方。
この作品だけは絶対に聞いておきましょう。
必携です。
口笛とウクレレ
やあ、やっと私の手元に来てくださいましたね。
リリース前にちゃんとチェックしていたのに、片思いが1年続いちゃいました。初めてなのに懐かしいスタンダード・ナンバー。
じんわり沁みるよな、優しさです。
寒い季節、休みの前の日にはこれを聴きながら、ゆらゆらと夜更かしします。
そういえば、聞いたところによると「口笛」さんにはレパートリーがたんとあるとか。
続編は出ませんか?
期待して、お待ちしております。